
心がモヤモヤする時、落ち込んでいる時、「こんな状態イヤだー!早く脱出したい!」そう思うことありますか? 落ち込んでいる自分が暗く思えてさらにイヤになってますます落ち込む、そんな経験ありますか?
そんな時に効果的なのが、感情と向き合う視点を変えてみること。
視点を変えることで気分を落ち着かせて、さらにはネガティブを前向きな材料として活用できちゃう「発想の転換」を提案します。
①まず、心のモヤモヤや落ち込みをイヤなものだと捉えるのを一旦やめてみる。
モヤモヤの感情や落ち込む気持ちを否定したり、その気持ちと戦ったり、無理やり押し消してしまおうとするのをやめます。どんな感情にも必ず理由がある。無理に拒否しないこと。
②心のモヤモヤや落ち込む気持ちに耳を傾けて、温かく寄り添ってみる。
ネガティブな気持ちを「イヤなもの」と決めつけるのをやめて、「どうしてだろう?」と優しく問いかけてみる。泣いている子供に「どうして泣いてるの?」と聞いてみるように、自分のネガティブな気持ちに寄り添ってあげます。
③ネガティブな気持ちも人間の経験の一部です。経験のひとつとして受け止めてみる。
嬉しいことや楽しいことが経験の一部であるように、ネガティブな気持ちも経験の一部。その経験自体は決して悪いことではないのです。イヤなものだと決めつける必要はありません!人間として時には当然のこと。それをしっかり自分に言い聞かせてあげる。
④心を開いて、観察してみる。
モヤモヤや落ち込みの原因は、「もっとよくなりたい」とか「もっと輝きたい」「もっとしっかりしたい」「もっとちゃんとしていたい」など、自分の成長したい心から生まれている可能性もあります。そこに気がついたたら、自分の向上心に目を向けてあげること。自分が成長過程にいて、これからもっともっと良くなる可能性があるということに気がつくこと。成長したいから起きている心の叫びかもしれません。
あるいは、身体の疲れから不調が起きているのかもしれません。身体は正直です。疲れていればイライラやモヤモヤ状態になることも多いし、心のスタミナもなくなります。「疲れたよー!」と身体が言っているサインに気がついてあげましょう。そこから自分の生活態度や心持ちを変えていくことできるかもしれません。
⑤モヤモヤの原因に気がついたら、それを前向きな材料として捉えてみる。
自分を向上させたい、何かを改善したい、もっと素敵になりたい。しっかりしていたい。そんな気持ちが根底にあることに気がつけると、次に自分がどうしたらいいのか、客観的に冷静に考え始めることができます。モヤモヤや落ち込みの向こう岸を見てみよう!そんな気持ちになるかもしれません。
もし、「自分は疲れていたんだな」そう気がついたのなら、自分にそう言ってあげること。頑張ってるな自分!と理解を示してあげること。自分が自分の疲れ具合にしっかりと気がついてあげることで無理を重ねるのをやめて、頑張りを最小限にして少しでも自分への負担を軽減してあげれることができます。
以上、こんな風に、ちょっと視点を変えて心の状態を観察することで、どんどん気持ちが落ち込むのをストップし、さらには自分を知る材料にすることができるかもしれません。
次にモヤモヤや落ち込みが襲ってきたとき、ぜひお試しください⭐︎