
日照時間が短くなり、家の中で過ごす時間が多くなってきました。この季節は体も心もなんとなくスローダウンしますよね。アメリカでは冬に気分が沈みがちになることを”Winter Blue”(ウィンター・ブルー)なんて言ったりしますが、主な原因は日照時間が少なくなるせいで、脳の活動がゆっくりになるからだそうです。
でも、こんな時期だからこそお家生活を充実させて、来る春夏に向けてエネルギーチャージしたいところ。おうち時間を充実させる方法はさまざまですが、本好きな自分としては、読書リストを作って暖かい飲み物と一緒に楽しむのが至福のひととき。冬時間を丁寧に過ごすヒントをくれそうな本や、いいインスピレーションをくれそうな本の読書リストを作ってみました。
まずは和書から。。。
初版はおそらく昭和50年くらいのものだと思うのですが、雑誌「くらしの手帖」の中に連載されていたエッセイ集です。。美しいことばの使い方、日々を豊かにしてくれる丁寧なくらし方、時代を超えて今でも使える生活の知恵など、何度も読みたくなる1冊です。おしゃれのこと、海外旅行のこと、お料理、日々のくらしで思うことなど、自分の生活に取り入れたくなるすてきなことばと知恵が満載。わたしは10年前に購入したのですが、今でも年に1度は読み返しています。読んでいるだけで心が豊かになるお気に入りです。
マイロハスで星とお茶の楽しみ方に関する記事を連載されている景山さんの著書です。ブログやマイロハスでの柔らかい文章が素敵なので、本も気になって注文してみました。読むのが楽しみな1冊。
詩人ルーミーが大好きです。この本はルーミーを詩にインスパイアされた主人公が巡礼の旅に出る、という内容の小説だそうで、ルーミーの詩集ではありませんが、アマゾンでのレビューを見ていたらとても気になりました。パウロ・コエーリョの「アルケミスト」ファンは好きなタイプの作品だそう。楽しみです。
そして洋書。。。
コメディアンで女優でライターでプロデューサーも務めるミンディ・ケーリングの2冊目のエッセイ集。ここ数年ハリウッドでも最も成功している女性のひとりだと思います。インド系アメリカ人でちょっとぽっちゃりしていて、ハリウッドには他にいないタイプ。それを逆手にとり、ラブコメドラマをプロデュースして自ら主役を務める彼女の、思考や人生のセンスのよさ?みたいなものを垣間見れるコメディー調のエッセイです。発売後1週間ですでにベストセラー入り。発売と同時購入したのですが、時間がなくてまだ読めていないので、この冬ゆっくり楽しみたいです。
One Mind: How our individual mind is part of a greater conscious and why it matters
スピリチュアルをサイエンス的な視点から分かりやすく書かれた本。医者である著者は、このトピックを突き詰めるうちに、「すべての人間の意識は結局ひとつに繋がっている」という結論に至りました。そしてわたしたちの意識を繋いでいるのは「愛」だそうです。2013年に出版されて以来、角界の著名人から大絶賛されているベストセラー。分厚くてまだ半分しか読めていませんが、とても読みやすくわかりやすい言葉で書かれていて、続きを読むのが楽しみです。
Building your business the Right-Brain Way: Sustainable success for the creative entrepreneur
クリエイティブ起業家向けの、「右脳を使ったビジネスプランニング」本。本来クリエイティブな人は、ビジネスプランを立ち上げる際に、その事務的で論理的な方法にうんざりしてモチベーションを無くしてしまうことケースが多々あるそうです。そんな中、この本は自分のビジネスをより自分らしくクリエイティブに創造していく視点からアプローチします。著者の1冊目の本、”The right-brain business plan”がとても好きで参考になったので、この本も購入してみました。パラパラめくっているだけでも楽しくなる本で、本当にビジネス本なの?と思っちゃいますが、ちゃんと実用的なんです。
以上、個人的にこの冬読んでみたい読書リストでした。
着心地のいい部屋着を着て、居心地のいいスペースで。来週末からの冬休みが、今から楽しみです。