
「あなたは誰ですか?」
こんな質問をされた時、どんな風に答えますか?自分の名前や性別や年齢、国籍を答える人もいるかもしれません。自分の勤めている会社でのポジションや、職種を答えにする人もいるかも。または、母、父、妻、夫、兄、妹、弟、など家族の中での自分の立場を答える人もいるかもしれません。
「わたしは誰?」
わたしは誰?なんてちょっと変な質問ですが、ぜひ答えを考えてみてください。わたしは一体どんな人なのでしょうか?
この質問について、1行で答えることはできません。とても単純な質問なのに、答えはまるで玉ねぎのように、何層にも重なり合っています。外側から一枚一枚、玉ねぎの皮をむくようにして答えていってみてください。最初は、社会での自分での立場や世間での呼ばれ方があなたの答えかもしれません。会社の面接や自己紹介などで答えるような「論理的でもっともらしい答え」が出てくるかもしれません。「正しい答え」を探して言葉に詰まるかもしれません。
「わたしは誰?」
繰り返し自分に問いてみてください。社会での自分の立場という皮を剥ぎ取った後、その下には何が書いてあるでしょうか?怒りっぽい人?感情的な人?怠け者?頑張り屋さん?我慢強い人?気弱なひと?シャイ?活動的?ロマンティック?
「わたしは誰?」
さらの玉ねぎの皮をむいていきましょう。どんなことを楽しむ人ですか?何を喜びに生きていますか?何があなたをワクワクさせますか?ノートに書き出して、思いをめぐらせてみてください。
「わたしは誰?」
どんなことを夢見ていますか?どんなことに憧れていますか?どんなイメージが湧いてきますか?書き出してみてください。
「あなたは誰ですか?」
再び自分に聞いてみてください。今度は、シンプルにハートが強く「同意」する答えを導き出してみてください。
このエクササイズは、自分自身を見つめ直すことが目的です。「自分は誰?」「本当の自分って?」この質問に答えられるのはあなた自身。他の誰でもない、自分だけしか答えることができないのです。
自分自身をしっかりと見つめて、自分をよく知ってあげること。自分を丁寧に扱って、充実した人生の旅を送っていくためにとても大切な質問です。何度も繰り返し自分に問いかけて、ハートが強く同意する答えを導き出してみてください⭐︎