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Two acts for peace!


世界中で頻繁に起きている大量殺人や暴動、テロ事件。世界は一体どこへ向かっているんだろう?暗いニュースが多い中、不安な気持ちを掻き立てれることもあるかと思います。

先日、わたしの大好きな作家アニータ・ムージャーニさんが発信していたメッセージが心に響いたので、簡略してシェアしたいと思います。

悲惨なニュースや混沌とした世の中で不安に駆られ、「何かしなくては!」という気持ちになります、という相談やメッセージを大量に受け取っています。「わたしたちにできることは何か?」と考えた時、一つのアイディアが浮かびました。それは「”Two acts for peace!” 平和のために、1日2つの親切をすること」です。

1つ目の親切は、自分に対して。2つ目の親切は見知らぬ人に対して、です。すでによくやっていることではなく、「普段あまりしないこと」にしてください。例えば、警察官やセキュリティーの方に「おつかれさまです」と笑顔で声をかけることや、ホームレスの人に食事をご馳走してあげること。ご近所のあまりフレンドリーでない人に話しかけてあげたり、職場や学校で孤独な立場にある人やいじめられている人の見方をしてあげることなどです。

孤独感を感じている人に「あなたは一人じゃないよ」と感じさせる親切を探してみましょう。あなたの小さな親切が、誰かの心を癒してあげることができるかもしれません。

そして自分への親切も、普段からしていることではなく、いつもとは違うことをしてみましょう。「そんな時間がない!」という声が聞こえてきそうですが、でもこれはとても大切なことなんです。なぜならあなたはこの世界にとってとても貴重な存在だから。あなたが良い状態であることが、この世界にとってとても重要なのです。わたしたちは世界の一部。あなたもこの世界の一部なのです。わたしたちは世界をよくするために、自分の状態をよくする義務があるのです。

もし安全で親切で優しい世界に住みたいと願うのであれば、わたしたちが作り上げて行かなければなりません。政治家にパワーを与えるのではなく、自分たちでいい世界を作っていきましょう。

見知らぬ人への親切、しかも孤独な立場にある人への親切って、なかなか勇気がいるものです。でも、「世界を変えたい。もっと安全で優しい場所にしたい。」そう思った時、わたしたちひとりひとりも日常生活の中で、勇気をもって立ち上がる必要があるのだと改めて感じました。

そして忘れてはならない、自分への親切。自分の状態が整っていないときに、誰かを(しかも見知らぬ人を)癒してあげることはなかなか難しいと思います。「まずは自分を癒してから」がわたしの「心のケア」のモットーなのですが、アニータさんの提案に基づいて、普段とは違う自分への親切についても、やってみようと思います!


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