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適職と天職


キャリアコーチをしている友人。カウンセリング心理学とスピリチュアル心理学のバックグラウンドを持っている彼女のお仕事は、「自分のVocation(天職)って何だろう?」と模索しはじめた人たちのメンタル的なサポートをすることです。自分の「適職」と「天職」は違う気がする・・・。そんな風に思い始めた人たちにとってまず大切なのは、自分のこころの声とつながれるようになることだそうです。頭だけではなく、こころの声に従って人生をナビゲートしていくことをコーチングしています。彼女のコーチングスタイルは、いわゆる一般的なビジネスコーチングの視点とはちょっと違ったユニークなアプローチなのだと思うのですが、意外にもシリコンバレーや金融系のビジネスウーマンのクライアントが多いそうです。

自分の適職と天職は違うかもしれない。その思いに気づいてきちんと目をむけてみることは勇気のいることだと思います。仕事は生活の手段だから、お金を稼ぐことができて、さらに自分の能力を生かせる得意なことであれば問題無し。だいたい、仕事があること自体がありがたいし、その中で自分の能力を生かせるのであればとても幸せなこと。 ですよね?

でもある時、こころの深い部分が「自分にはもっと別にやるべきことがあるような気がする。」と言い始めるのです。もしくは、ずっとそういう声が聞こえていたけれどもこれまではなんとなくスルーすることができていた。でももうスルーするべきじゃない気がする、と感じる瞬間です。

頭ではなくこころのナビゲーションに従って人生を歩み始めるのはとても勇気がいることだと思います。ほとんどの場合、「現実的な壁」にぶち当たるのが大変だと予想します。でも実はそれ以上に大変なことは、「自分の価値観と生き方を大きく変えていく勇気を持つこと」です。その際、これまでの自分の人生をレビューしたりして、自分の価値観がどこで育ってきたのかを見直す作業が重要になってくるようです。

現実的な壁については、天職へと進む限りは宇宙からのしっかりとしたサポートがなされているので、実は意外にもなんとかなっていく、というのが歩き始めると見えてくるカラクリ。でも、自分の考え方や物の見方に革命を起こして進んでいくインナーワークについては、自分自身で積極的に行っていかなければならず、辛くて時には痛い作業にもなります。

成人してからの人生のほとんどを適職で過ごしてきたわたしにとっても、彼女の話はとても参考になります。そして、天職に向かって歩き始めた頃に、彼女のようなコーチとワークできていたら、どれだけこころの負担が軽くなっていただろうと思ったりもしました。

こころとつながって、こころの声を大切にすることは、有意義な人生を送っていくためにとても重要なことだと思います。自分のこころとのつながり方が分からなくなっている。そう感じた時は、ぜひ6 impossible thingsのコーチングも試していただきたいです⭐︎

#ライフコーチング

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