自分軸で


アメリカ大統領選挙の結果には本当に驚きショックを受けました。アメリカ住んでいるけれど選挙権のない私には見守ることしかできませんでしたが、今回の選挙戦やその結果には、アメリカ人だけでなく世界中の多くの人たちに大きな混乱や不安な気持ちを引き起こしました。予測不可能な未来に「暗黒の4年間の始まり」なんていう声も。

気分が下がってしまうニュースや不安な声を耳にする中で、「こんな時はどうしたらいいだろう?」この数日間考えていました。そして頭に浮かんできたのは、「自分らしくあること」という言葉でした。 やはり「自分軸」で考えることが一番シンプルで、私にはしっくりくるように思います。

今回の選挙は国民のフラストレーションや不満が起こした結果だと分析されています。何かを変えて欲しい。もっとよくして欲しい。個人の不満が積もり積もった結果なのだと思います。そしてそれは、政治に対する不満だけでなく、個人レベルののストレスや人生観が少なからず影響しているように思えてなりません。その結果、不満解消してくれるのでは、と期待感を持って選ばれたのが彼。うーん・・・?

政治のことは置いておいて、混乱の中で感じるのは、私たち一人一人がもっと自分らしく生きていくことが重要になる時代に突入したのだということです。自分を丁寧に扱って心で感じることを大切にし、できる限り不満な気持ちを持たない生き方に向けて、個人レベルで努力していくことが重要になっているのだと思います。他人任せではない生き方。でも自分を犠牲にしない生き方。誰かに植えつけられた「豊かさ」のイメージを手放して、自分だけのオリジナルの豊かさを、もっと追求していってもいい時代になってきたのです。

自分らしくあろうとすることで、人生が大変になることもあるかと思います。新たなチャレンジも生まれることでしょう。でも、自分に正直に生きることで、不満やフラストレーションの種類もこれまでとは変わっていきます。チャレンジには、辛さよりもワクワクの気持ちが含まれることでしょう。大変な中にも、自分の人生に充実感が生まれ、有意義に生きている充実感を持てるのではないかと思います。

自分らしい生き方。それは何も大きなことをしなくても、日常レベルの簡単なことから取り組むことができます。例えば、予想不可能な政治の方向性とメディアの報道に、その日の自分の気分を決めさせないことから始めることもできます。

また、生活の中の不満な部分にスポットライトを当てるのではなく、喜びや楽しみ、感謝できることや明るい部分を見つめる習慣を持つことで、自分の気分のあり方を自分自身で決めていくことができます。

見るテレビ番組や本、雑誌、人間関係をもっと厳しく選んで、自分の脳や心にどんな栄養を与えるのかを決めることなども大切だと感じます。

そしてさらには、時にはネガティブな気持ちを持った自分も、ありのままに受け入れることが重要です。私たちは人間。生きていれば嫌なことも腹が立つことも、悲しくなることもあります。大切なのはその感情をきちんと感じて見つめて、そして理解することです。そうするとネガティブな感情を体の内側に溜めずに、外へと上手に放出させることができます。

自分自身と丁寧に付き合っていくことや心を大切に扱うことで、少しずつ不満を溜め込まない生き方ができるようになっていくのだと思います。そしてその先には、ワクワクすることや喜びをもっと感じやすい体質、生き方へ繋がっていくのだと信じています。

大きな意味では、今回のことは人々の意識の目覚め、覚醒に役立つことになっていくために起きているのかなぁ、なんて捉えています。人の人生って、くねくね道でも、一見後退しているように見えても、実は常に成長し進化し続けていると信じています。そういう視点から、アメリカという国を仮に一人の人だと考えると、これもやはり進化の過程なのだと見ることができます。光を目指してより明るい方向へと加速していくために、あえて予想不可能な暗闇の道が選ばれた。そんな気がしてなりません。暗闇が暗ければ暗いほど、人は光を求めてしまうもの。その先には大きな飛躍があるのだと、願います。

冗談だと思っていたことが現実になってしまった。そんな奇妙な数日感を過ごしました。疲れた頭と心をいたわって、良い週末をお過ごしください。


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