
前回の更新から2ヶ月近くも経ってしまいました。不在中にチェックしにきて下さっていた方、ありがとうございました。少し早めの夏休みをいただいてリフレッシュしてきました。昨日からお仕事完全復帰です!
今日は前回に引き続き、セルフケアについて。
セルフケアは自分で自分に対して行うケアのこと。性別に関係なく、誰にでも必要でとても大切なケアなのですが、忙しい現代社会では軽視されがちな分野です。セルフケアの意識を持つことは、普段から自分自身にきちんと目を向けてあげることです。定期的に栄養補給したり癒したり元気付けたりすることで、お医者さんや専門家が必要になるまで無理を続けたり、身体や心に負担をかけるのを避けることができます。
身体のセルフケアについては、食事や運動に気をつけたり、睡眠の質を上げたり、マッサージなどのボディーセラピーを定期的に受けたり、美容に気を配ったりなど、自分に合ったやり方やアイディアをインターネットやテレビ、書籍などから見つけることができます。
でも、心のセルフケアについてはまだまだ知識や情報が行き渡っていないように感じます。ケアを怠った結果、ギリギリまで無理したり、自分を追い詰めすぎてプチウツや深刻な心の病を抱えてしまうケースは、身体の病気と同じくらい多いようです。
そして心と繫がっています。今は「病は気から」という言葉が科学的にも証明されつつある時代。ネガティブな感情のエネルギーが体の中に滞在することで内臓に疾患を起こすなどして体調不良や病気が発生しているという東洋医学的な考え方を、西洋医学が追いかけるように研究・証明しつつある時代です。
(子供の頃、体調不良をスポ根な先生や厳しいコーチなどの大人たちに訴えると「病は気からだ!気合いで治せ!」なんて言われてひるんだことがよくありましたが、ここでいう「病は気から」は、「心の状態に目や耳を傾けて丁寧にケアしましょう」という意味です。気合いで病気を治せ!という男前な意味ではないのであしからず。)
心のあり方は、私たちの人生に創造以上に大きく影響しています。普段からきちんとケアしていたわってあげることで、大きな意味で自分の人生の負担を軽減することができます。重い病気を避けるだけでなく、人間関係を円満にしたり、他人との摩擦やドラマを避けることもできるようになります。なぜなら、自分との付き合い方は、他人との付き合い方にそっくりそのまま影響してくるから。
なんだか最近イライラするとか、周りの人に対してネガティブな感情が起こりやすくなっているとか、不満がいっぱい溜まってきた、と感じる時にはもうすでによくない方向に傾いているサインです。心の疲れに圧倒されてネガティブでいっぱいになってしまう前に、心のセルフケアのスペースを自分のために用意して上げましょう。
一番シンプルな方法でいうと、たとえば。。。
ひとりになれる時間を作ってゆっくり過ごすことはとても効果的です。家の中にリラックスできる環境を作ったり、好きな音楽を聴いたり、ちょっとしたドライブに出かけたり、電車に乗って普段とは違う街を訪ねたりして、忙しい思考を休めるかわりに五感(+第六感)を活性化させる環境・状況を作り出すことはとてもいいことです。最近の自分を振り返ったり、疲れていることを認めて意識することで、今の自分が求めていることに気づくことができます。
さらに深いワークをしてみたい場合は、ガイド瞑想をしたり、癒しのセラピストやライフコーチのサービスを利用すると、気づきを増すことができます。
また、クリエイティブなことが好きな人は、アート作品を通して自分を表現することで心の疲れを癒すこともできるようです。でも大切なのは「上手に作ろう」という気持ちを脇にどけて「自分の心が表現したいことを作ろう」という意思を持つこと。上手に何かをしようと思うと、五感・六感を思考がハイジャックしてしまい、頭の中が忙しくなってしまうので癒しが起きにくくなります。
思考を休めて五感を働かすと、第六感である直感力も活性化されて元気になります。普段は思いつかないようなアイディアが浮かんできたり、インナーボイスの声がよりはっきりと聞こえるようになるので、自分の心が求めていることが分かるようになったり、自分の利益と他人の利益の両方を生みだすための(ユニバーサルなベネフィット)シンクロニシティーが起きやすくなったりしていきます。
心のセルフケアを始めたクライアントさんや周りの友人たちからもたくさんのミラクル(小さなことから大きなことまで)についてのレポートをいただき、私も参考にさせてもらっています。
心のセルフケアはすごくパワフルです。どんな方法が一番効果的かは、人それぞれに違うものです。そして、その人が人生のどのチャプターを歩いているのかによっても違ってきます。
ライフコーチとして、一人一人がユニークな心のセルフケアの方法を作り上げていくプロセスをお手伝いしていますので、ご興味がおありの方はお問い合わせください。
そして、今日もみなさんが一瞬立ち止まって心の状態に目と耳を傾ける時間を持つことができますように。自分に優しく、素敵な1日になりますように。