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中間世セラピー


最近何人かの方に、「最近マイロハス書いてないの?」と聞かれました。書いてみたいことはたくさんあるのですが、ライターとしての体力が育っていない為かなかなかスラスラと書けず、もどかしさを感じているところです。こちらのブログは私のつぶやき&ジャーナルですので、これからもマイペースにできる限り記事をアップできるようにしていきたいと思います。なので、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、今日はちょっとスピリチュアルなお話です。

私がライフコーチングと並行して取り組んでいるのが、前世療法・中間世セラピーです。前世療法についてはさまざまな書籍がありますが、その中でも個人的に深く共鳴したのは、マイケル・ニュートン博士の ”死後の世界が教える ”人生はなんのためにあるのか (Journey of Souls)” と “死後の世界を知ると深く癒される(Destiny of Souls)”です。

前世療法で最も著名?なブライアン・ワイス博士の本を読んで興味を持ち、実際に前世療法を体験してみたことはあったのですが、その後マイケル・ニュートン博士の書著を読んだことでスピリチュアルな世界についての扉がさらに大きく開きました。

ニュートン博士のアプローチは前世療法に留まらず、「中間世」と呼ばれる死後の世界についても詳しく研究しているところが特徴的です。肉体を離れた魂がどこへ行くのか、死後の世界のシステムがどうなっているのか、そこで魂である私たちは何をして過ごしているのか、ガイドやハイヤーセルフの仕組み、魂のレベル、再び人間として生まれてくるタイミングの決め方、ソウルグループなど、さまざまな角度からケーススタディーをもとに情報を集めてまとめられている書籍が、“Life between Lives”です。こちらの本は、残念ながら今のところ和訳はされていないようですが、先にご紹介した和訳されている2冊の本にも、死後の世界については書かれてあります。

ニュートン博士はどちらかというとフワフワした考え方が苦手な研究者タイプの方だそうで、ケーススタディーをもとに死後の世界を研究し、合理的なデータとして研究内容を発表することに力を注がれました。そのため、ニュートン博士の中間生についての見解は、とても「システマティック」でドグマ的だと捉える見方もあります。内容を納得できるかどうかは読者それぞれかと思いますが、論理的な見解で死後の世界・スピリチュアルな世界を散策してみたいという方には、彼の書籍はとてもおすすめです。曖昧さがなくきっちりと書かれているので、疑問に思っていたことがスッキリするかもしれません。また、愛する人を突然亡くされてショックを受けている方や、身近な人の死を通して死後の世界について思いを巡らせている方も、死後の世界についての参考図書の一つとして読んで見られるといいかもしれません。

最近では、「素晴らしきかな、人生(コラテラル・ビューティー)」という映画で、愛娘の死から立ち直ろうと苦悩している主人公のウィル・スミスの家のテーブルに、ニュートン博士の本が何冊か置いてあるシーンがありました。

一方で、臨死体験を長年研究している心理学教授のケネス・リング博士は、死後の世界や中間生について、前世療法や退行セラピーで患者やクライアントが体験したことが、臨死体験者の語る肉体を離れた後に経験したことと重なる部分がたくさんことを認めています。

リング博士によると、臨死体験者はほぼ全員が、魂として肉体を離れた後にまばゆい光に包まれて愛と歓びの至高体験をすると話しています。そして、先に旅立っていた家族や知人たちに迎えらえること(ガイドや高尚なスピリチュアルな存在が出迎える場合もあり)、人生のフラッシュバックすることなどを経験するようです。

天国や地獄というようなものはなく、その人生で犯した罪を償うために罰せられるというようなことはないようです。光の洗礼を受けて魂の世界に戻り自分の人生を振り返った時には、自分がやってよかったこと・そうじゃなかったこと全て、魂の成長の材料となります。

中間世である死後の世界においては、魂を癒したり、遊んだり、ガイドやより高尚なレベルの存在たちから指導を受けたりしながら勉強したり、他の魂を支える役割をしたり、他にもさまざまなユニークな活動をしながら過ごしているようです。地球は特に条件が厳しい世界なので、地球を選んで生まれてくる魂はそれだけで勇気のある頑張り屋さんの魂だそう。地球ではない場所を選んで転生することもあるわけです。

そして再び肉体を持って地上に降り立つことを決めた時、魂はその人生で経験する「テーマ」を決めておきます。そして、そのテーマを全うするための人生のプランニングを、ガイドたちと決めておくようです。その際、ソウルメイトやソウルグループのメンバーたちとの関わりも計画されます。また、どんな肉体でその人生を体験するか、生まれてくる家族構成や場所なども、ガイドたちと相談して事前に決めてくるようです。

地上に降りてしまうとスピリチュアル世界のことは次第に忘れてしまうのですが、それはゲームのクリアの仕方を知っているのと知らないのでは楽しみ方や本気度が変わってくるのと同じで、人生の流れも一旦忘れてしまうことで、肉体を持った経験を本格的に経験することができます。(最近ではスピリチュアルな世界のことを記憶している子供も増えてきているようですが。)

とは言っても、事前に計画したテーマをしっかりと経験するためには、ある程度ヒントがなければ、特に条件の厳しい地球においては迷子になってしまうこともあります。テーマをすっかり忘れてしまう、または気づいていても、エゴやサバイバル・恐怖心などにウェイトが置かれすぎて、本来の目的を生きることができなくなってしまうこともあります。

そのため、スピリチュアル世界からは常に信号が送られてきています。シンクロニシティと呼ばれる出来事を通してメッセージが運ばれてきたり、誰かとの出会い、本や映画との出会いなどを通してインスピレーションを受けるようにして、自分が歩むべき道のヒントを受け取ることもあります。場合によっては、アクシデントや事故、病気などを通して、人生を軌道修正させたり、気づきや学びを深めたりすることも起きるようです。

スピリチュアルな世界は無限の愛と平和の世界。そして肉体を持った地上の世界は制限だらけで、スピリチュアルな世界に比べると身動きが取りにくい世界です。魂はあえてこの世界にくることでしか学べないことがたくさんあり、魂にとってはそれが一見過酷に見えたとしても、とても魅力的な経験なのだそうです。

それはまるでバーチャルリアリティーゲームを生体験するかのような感覚で、理念転生を繰り返しているかのようにも見えます。スピリチュアル世界での時空間の感覚に比べると、地上で肉体を持って経験する時間はほんのわずかな時間。なので、実は「ほんのちょっと行ってくる」的な感覚で体験するのが地上での人生なのかもしれません。でも、肉体を持った経験をしているとそのことをつい忘れて、この世界が全てだと信じてしまうようになり、次第に視野が狭くなり苦しんでしまうという幻想にはまってしまうことも多々あります。でも、そこにでさえも魂としてのたくさんの貴重な学びがあるのかもしれません。

そして、誰もが持って生まれてくる人生のテーマ。自分という個性を生かしながら自分らしくテーマを全うして生きることで魂の経験が深まり、ソウルグループ同士に影響を与え合ってゆきます。そしてもちろん、ソウルグループを超えて、より大きな枠でも影響を与え合ってゆきます。単体では小さくて非力な個人と思える私たちですが、私たち一人一人の気づきや意識の革命は確実に宇宙に影響を与えていて、人類の進化にも影響しているのです。

マインドフルネスを実践したり、メディテーションを習慣化すると心身ともにさまざまな良い効果がありますが、その中にはスピリチュアルな意識と繋がることができ、地上で経験する「型にはまった考え方」から意識を解放させて「大きな流れを信じる力」を鍛えることもできます。

また、死後の世界で体験する「光の洗礼」はメディテーションでも体験することができると言われているので、地上で疲れてしまった魂を癒すためにも、メディテーションは是非取り入れたい習慣です。ヒプノセラピーも、潜在意識にアクセスして光の洗礼を受け、心を癒して、魂が人生のテーマに沿った生き方ができるように導く効果があります。

長くなってしまいましたが、この件についてはまだまだ書きたいことがたくさんあります。10月には、ニュートン・インスティチュートで、スピリチュアル退行セラピー(中間世セラピー)のトレーニングを受けることになっています。面白い発見があったら、こちらにもシェアしたいと思います。

#前世療法 #ヒプノセラピー #中間世セラピー

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