中間世セラピー Sさんのストーリー


今日は中間世セラピーを体験したクライアントさんのストーリをシェアしたいと思います。(本人の承諾を得ています)

Sさん(女性・35歳)は、アメリカでアスリートのメンタル面をサポートするコーチのお仕事をされています。選手がピークパフォーマンスを達成するために、脳と身体がどのようにコミュニケーションをとるのか、そして緊張や恐れの感情とどのように向き合ってゆくかを、主に青少年アスリートを対象にコーチングしています。クライアントの中にはユースオリンピックに出場している選手もいて、確実に結果を出すことが求められるプレッシャーの多い職種です。

一方で、とてもスピリチュアルな面を持つSさん。仕事と子育ての間に少しでも自分時間が取れた日には、自然の中に出向いて瞑想したり、仲間とダンスをすることでバランスを取っています。また、月のサイクルで体と心のメンテナンスをしたり、絵を描いたり、夢のシンボルからメッセージを受け取る習慣を持っていたりと、感受性豊かな女性です。

Sさんが中間世セラピーで知りたいことは下記の質問です。

  • 魂としての私の目的を知りたい

  • もっと人生をよりよく生きて、周りの人に貢献するために、わたしの強みや才能を教えて欲しい

  • 今後はどんなことが起きるのか、大まかでもいいから知りたい

  • ガイドから何かメッセージが欲しい

中間世セラピーでは通常、まず自分が生まれてくる直前の今回の母親の子宮の中での体験を振り返ります。その後、過去生を一つ訪ねて、その過去生の人生を短く垣間見ます。そしてその生での死を経験した後、スピリットワールドへと旅立ちます。そこからがガイドやソウルメイトたちとの再会、そして賢者たちからのコンサルテーションが行われます。

Sさん、まずは母親の子宮へ。母親の子宮の中での体験は心地いい体験をする方が多いのですが、Sさんはその逆でした。子供を持つことに恐怖を感じている母親の強い拒絶の感情を感じます。あまりにも強い拒絶の感情が胎児のSさんに伝わり辛そうな状態だったので、セラピストの判断で子宮の中での記憶の滞在時間は短くすることにします。しかし、父親の存在について確認したところ、子宮の中からでも父親が自分が生まれてくるのを楽しみに待っている様子が感じられたとのこと。生まれてくるのをやめたくなるほど強く母親の拒否感情を感じていた胎児のSさんですが、父親の純粋な喜びに触れた瞬間、きっと大丈夫だろうと感じたようでした。

そして過去生へ。

東ローロッパか、ロシアのどこか、またはウクライナあたりだの小さな村に住んでいる若い女性のSさん。名前はジョセリン。村では何か豊作を祝う感謝祭のような催し物が行われていて皆が楽しそうにしているのですが、ジョセリンは疎外感を感じています。何故だか分からず、次のシーンへ。

ジョセリンの家は古い小屋のようで、貧しい暮らしをしているようです。どうやら何年か前に両親が先立ってしまい、ジョセリンは15歳ほど年の離れた弟(6、7歳くらいに見える)を苦労しながら一人で育てているようです。村の他の若者たちのように純粋にお祭りを楽しめない理由はここにあったようです。ジョセリンの弟の姿に、今世のだれかの魂を感じるか尋ねたところ、最初は今世のSさんの息子(次男)と同じソウルに見えたようですが(実際に年齢が近いため)、よく見てみるとそうではなく、Sさんの今世での父親でした。優しそうな目の光がSさんの父親と同じだということ。

次のシーンへ移ります。最初のシーンからそう遠くないようにみえます。ジョセリンは弟や他の村人たちと一緒に森に隠れています。戦争か何かで村が襲われて、避難しているようです。ジョセリンには恋人がいたようですが、戦いで亡くなってしまったようです。

そして次のシーンでは、ジョセリンはベッドに横たわっています。50代で、重い病気をしていて、もう長くないようです。弟夫婦が面倒を見てくれていますが、弟の嫁はあまり世話をしてくれていないようで、主に弟がそばにいてくれているとのこと。ジョセリンは結局、弟を育てながら生涯独身でいたようです。死を目前にして、自分の人生はなんの意味があったのだろうと考えています。Sさんも、客観的にジョセリンの人生を見つめながら、この人生は何か意味があったのかしら?と考えています。

そして静かに死が訪れ、肉体との別れを経て、スピリットワールドへと旅立ちます。人によっては肉体を持った人生に名残惜しい気持ちが強く、すんなりと旅立たないケースもありますが、ジョセリンは特に思い入れのなかった人生。抵抗感なく魂は故郷へと向かっていきます。

宇宙のような空間で、大きな光に迎えられたジョセリン(Sさん)。白色と黄色、そして透明の強烈な光がジョセリン(Sさん)の魂を包み込みます。しばらく無言に。ジョセリンの人生を経験しているときは、険しい表情をしていたSさん。でも、光に包まれた瞬間、穏やかな表情が広がります。しばらくの間、光との対面をゆっくりと味わうSさん。

自分が光の一部になったり、離れたり、というイメージを見ながら、自分が光の一部だということに気がつきます。光はさらに緑色へと変化してゆきます。光を「ホーム」と呼ぶSさん。どうやらこの光はSさんの魂の集合意識体のようです。「帰ってこれて嬉しい。。。」Sさんは涙声で語ります。ずっとホームシックだったとのこと。そして光とのテレパシーでのコミュニケーションが始まります。

その後、光が楽園のような場所を作り出し、Sさんは緑の芝生の上に降り立ちます。とは言っても、Sさんはこのとき自分をただの光だったと言っていて、体があるわけではないと言っています。そこにハミングバード(ハチドリ)がやってきました。ハチドリはSさんのガイドのエネルギーが形を変えて出てきたもの。多くの人にとって、ガイドは天使のような風貌で現れたりしますが、自然の中で時間を過ごすことが好きなSさんにとっては、ハチドリがガイドとしてしっくりとくるイメージなのでしょう。ハチドリは、Sさんの魂の名前は“ライラ”だといい、意味はライト(光)だと教えてくれます。

まず最初に、Sさんはジョセリンの人生はなんの意味があったのかをハチドリに尋ねます。なんの意味もないような地味で辛いばかりの人生だったと思うと。すると、ハチドリは、「誰かの世話をすること。ソウルメイトである弟さん(今世の父親)の人生をサポートすることが目的だったんだよ。」と教えてくれます。そして、「でもその過程で、ジョセリンは自分自身の世話をすることを怠った。」と言います。

ハチドリからのメッセージは続きます。「でも今回、Sは違う道を選んだ。」実はSさんはつい数年前まで、まるでジョセリンと同じような生活をしていました。周りの人たちの要求に答えるばかりの人生。自分のニーズを全く後回しにしていた結果、身体中に小さな支障が起き始め、治療や手術を繰り返していました。そんな中、ストレスの最も大きな原因の一つだった、当時勤めていた職場をやめることを決意したのが2年前。父親(スポーツ心理学の分野で成功されている)を継いでアスリートのコーチをするために思い切って独立しました。その後、次々と結果を出して評判が広がり、たったの2年間でクライアントに待ちリストができるほどになりました。独立を迷っていた頃から、自然の中で瞑想してバランスを取ること、直感を使うことなどを習慣にし始めたこともよかったようです。

ハチドリは、Sさんの勇気と頑張りに大きな賛辞を送ります。そして、もっともっと直感を信じるようにアドバイスします。

楽園のような素晴らしいホームでの体験に、Sさんは思わず質問します。「なぜここから離れて、人間に生まれなければならないのかわからない。どうしてここを離れなければならないのか分からない。とても孤独なのに。」ハチドリは、「でもここは、ずっといるための場所じゃない。君は光を届けるために、人間として生まれることを選んだ。」とのこと。ホームのエネルギーと繋がりながら、人間としていきてゆくために、瞑想やダンス、直感を鍛えることがとても大切なのだそう。「ジョセリンができなかったことを、Sはできる。自分の人生を楽しみながら、周りの人たちに貢献して生きていくこと。」

長くなるので、続きは次回に。

#ヒプノセラピー #中間世セラピー #前世療法

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