
秋も深まってきた今日この頃。心理学系?の本や再び読み返している本をリストアップしてみます。

1) 思考パターンを変えたい人、心理学とNLP入門本を探している人に。
マンガでやさしくわかるNLP (Neuro-Linguistic Programming)
山崎哲支 著
サノマリナ 作画
この本は前回日本に帰っていたときに本屋さんで見かけて購入しました。山崎哲支さんの本は、実用的かつ、非常にわかりやすい本だなぁと思います。心理学の専門書ではありませんが、人の心理と脳科学の基本的なことが素人の方に分かるように書かれていて、しかもこの2冊はマンガと文章の両方で説明されているだけあり、スラスラと読み進めることがます。自分自身の持っている思い込みや思考パターンを変えて、本来のあるべき自分(なりたい自分)へと成長してゆくにはどうしたらいいのか?脳の思考パターンと人の感情のつながりの相互関係について、NLP(Neuro-Linguistic Programming)の知識をベースに学ぶことができます。

2) ちょっとスピリチュアルな気分に浸りたいときには・・・
エックハルト・トール 著 あさりみちこ 訳
「世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え」は、日本語に訳されているエックハルト・トール氏の本の中でいちばんいい本なんじゃないかなと思います。原題は“Stillness Speaks” 直訳すると「沈黙は語る」。
エックハルト・トール氏は書籍を出版している、現在ご健在のスピリチュアルマスターの中ではいちばん素晴らしい方の一人だと思っています。(私のような、日本語と英語しか読めない人のための書籍の中で、という意味です。あしからず。本を出していない素晴らしいマスターや、または私の読めない言語で本を書いていらっしゃるすごい人もいるんだろうなと思うのですが。。。)
静かな夜に、ゆっくりじっくりと読み進めたい。そして何度も読み返したいたいせつな一冊です。
ヨハンナ・パウンガー、トーマス・ポッペ 著
小川捷子 訳
「月の癒し」の本は、各月星座に基づく体調管理や、月のリズムに基づく暮らし方の知恵について書かれています。月のリズムで暮らしてみたい自然派思考の方が読むのにいい本だと思います。「西の魔女が死んだ(梨木香歩著)」という小説の中に出てくるおばあちゃんが、こんな知恵を持っていそうだな・・・という感じです。
ハーバリスト(薬草の専門家)をしている友人も、この本に書いてあることと同じことをアドバイスしてくれたことがあるので、個人的には好きな本です。そしてこの本を読むと、もう2度と、野生の草を「ただの雑草」だなんて思えなくなります。

3)ストレスや不安な気持ちを解消したい人に。
ロベルタ・テムズ 著
浅田仁子 訳
タッピングは近年、アメリカでポピュラーになったセルフケアです。「思考場療法」といい、顔や体のツボをタッピング(指などで軽く叩く)しながら感情や痛みの苦痛を軽減または取り除く代替医療の治療法です。昨今、新たな心理学に加わった「エネルギー心理学」という分野があるのですが、これは人の体を流れる「気」やオーラなど、東洋では昔から当たり前に考えられていた体を流れるエネルギーに新ためて注目し、エネルギーの乱れを整えるすることで不安や恐怖症、トラウマなどを解消させるという見方です。指圧や針治療はエネルギー療法のいい例ですよね。
こんなことで楽になるの?と思いますが、私は過去に自分の飛行機恐怖症をヒプノセラピーとこのタッピング(EFT)のコンビネーションで治したことがあるので、シンプルな方法でありながら、決してあなどるなかれ、と思っています。また、お子さんの不安や不機嫌を緩和するのにも役立つかと思います。
J・カバットジン 著
春木豊 訳
マインドフルネスという言葉を耳にするようになってしばらく経ちますが、この本は、アメリカで初めて、マインドフルネスを医学に取り入れたジョン・カバットジン博士の最も有名な著書です。マインドフルネス瞑想の基本、呼吸のたいせつさ、自分をいたわること、今を生きること、などなどについて丁寧に書かれています。痛みを心でコントロールすることで、実際にガン患者の痛みが緩和されたり、病気が治ったりなどする例をいくつも見てきた博士。マインドフルネス瞑想って面倒そうだと思っていたとしても、この本を読むことで、「やってみたい。生活に取り入れたい!」そう思えるようになれる本です。
暖かくした癒しの空間で、ぬくぬくしながら、人生に役立つ知恵を吸収するとくべつな時間。もっともっと読みたい本がいっぱいです。
皆様もステキな秋の時間をお過ごしください。