
引き続き、カンファレンスので得た学びと経験について自分メモとして書いておきたいと思います。
夢とヒーリングがテーマのカンファレンス。「潜在意識の力を引き出して、イマジネーションや直感力を使って、自分を癒して人生のストーリーをポジティブに変えていくいうこと」をテーマとして、その専門家の方々をプレゼンターとして招待し、セミナーやトーク、ワークショップを行いました。
また、今回は死について考えることやグリーフについても取りくみ、ターミナルケアやホスピスに携わる専門家の方たちと、心の終活についてのディスカッションも行いました。
私はというと、前世療法のワークショップをさせていただき、グループでの前世療法体験をファシリテートして大勢の方に癒しと気づきの体験をしてもらえるよう努めました。
ワークショップ以外では、「なぜ前世療法?なんのために?どんな効果があるの?」というテーマでのトークも行い、私の経験と理解をもとに、前世療法をヒーリングとして取り入れる面白さみたいなことについてお話させていただきました。
前世を前世として信じるのか?ということについては一番よく聞かれることなのですが、私はそのことは特に重要ではないと思っています。それよりも、前世で体験したかもしれない人生のストーリーを、今現在の自分の人生に当てはめてみたとき、これからどうやって生きていきたいのかというようなことを考えたり、発想の転換などに役立てることに意味があると感じます。
また、前世療法という形式を通して深い癒しが起き、自分自身が内側から変わってゆくきっかけを作る体験になることも、素晴らしいと思っています。前世療法とは、実は自分自身と深い対話することです。普段は忙しく活動する思考に振り回されている私たちですが、催眠状態で脳波を穏やかにした状態(深い瞑想状態とも似ています)になると、余計な声に振り回されずに、大切なことがすうっと入ってくることができます。
今回はワークショップという形式上、一度のワークショップで15人ほどの方にグループで前世療法を体験していただく企画だったのですが、普段は「前世」とかそういう類のヒーリングを信じていないけれど、今回はせっかくだから体験してみてもいいかなという感じて参加してくださった方も何人かいらして、以外にも深い体験をすることになったその方達からの感想が、私にとっても興味深いものでした。
今回は夢とヒーリングがテーマなこともあり、ドリームワークと呼ばれる、眠っているときにみる夢を分析するセラピーや心理療法に携わる専門家の方々が多く参加してくださっていました。私の視点は、前世のストーリーを夢と同じように捉えてインナーワークに活用するという解釈なのですが、その意見をポジティブに受け入れてくださった方が多く、とても嬉しく感じました。
私自身もセラピーとしてのドリームワークを学んでおり、ライフコーチング やヒプノセラピーでクライアントさんとワークするときにドリームワークを活用することがあります。
また、ライフコーチング のクライアントさんで、ヒプノセラピーや前世療法を受けてくださる方も多くいらっしゃるので、その体験をライフコーチング に活かして統合させ、理解を深めてゆくというプロセスも経験することがあります。
癒しや意識のシフトは、本で学んだり頭で考えているだけではなかなか進まないものです。深いレベルでじっくりと癒しや気づきを起こしていくには、イマジネーションやクリエイティビティ、直観力などを使うこがより効果的で、そして何よりもより面白い体験ができると思います。
癒しや意識のシフトを起こす、というとつい真面目に考えがちですが、そしてもちろん真面目に取り組むことがとても大事なのですが、でもその中にも面白さみたいなものを含めることがいいのだと個人的には思っています。ユーモアもとても大切だと感じています。
上の写真は、カンファレンスの成功と無事を祈って、地元のシャーマンの方を招いてセレモニーを行って作ったアルター(祭壇のようなもの)です。初日にカンファレンスの運営に関わる人々がそれぞれの思いを書き綴ってアルターに置きました。