
先日、日本から中間世セラピーを受けに来てくださったクライアントさんがいらっしゃいました。遠方からからはるばる、縁もゆかりもないサンフランシスコに来てくださったことがとても嬉しく、ヒプノセラピーが結んでくれたご縁に感謝する気持ちでいっぱいになりました。
さて、前世療法や中間世セラピーを受けたクライアントさんたちが共通して「気づく」ことの一つに、「自分はこの世界で、本当にひとりぼっちだったことは一度もないのだ」というものがあります。
セッションでは高い確率で「パーソナルガイド」と呼ばれる、本人の日常を目には見えない場所から支えてくれているスピリチュアルな存在が現れます。セッションを通してこの存在とのコミュニケーションすることで、実は自分がちゃんと見守られていることやちゃんとガイドされていたことに気がつく、というような感じです。
普段の生活の中で、本人がこれらの存在を感じていない人や意識していない人であればあるほど、ガイドたちはここぞとばかりセッションでの機会を利用してコミュニケーションしようとしてくる傾向があります。
これまでいろんな方々とのセッションをしてきて、比較的どのクライアントさんに対しても共通して送られてくるメッセージというのがあります。いくつかの例をあげるとこんな感じです。
あなたのことをとても誇りに思っていること。
どんな瞬間も応援していること。
あなたがいくべき方向ではない場所へと進み始めた時には、本来行くべき道を示そうとちゃんとメッセージを送っているということ。
行くべき道を歩いているときはOKサインを送ってくれていること。
もっとリラックスして人生を楽しんでいいよということ。
日本人に限らず、国境をこえて様々なクライアントさんとセッションをさせていただいていますが、上記のメッセージはクライアントさんがどんなタイプの人であれ、ガイドが比較的共通して伝えてくることです。
あるクライアントさんは、中間世セラピーを受けた直後にこんなことを言っていました。
「今後は自分のことだけでなく、他人に対しても、ああこの人にもガイドがついているんだな~、って思ってしまうと思う。この人あの人も応援されて見守られているんだなって考えちゃうと思う。街中でただすれ違うだけの人にも、そう思ってしまうと思う。」
なんだか素敵な気づきです。
ガイドと親子のような関係を持っている人もいれば、師弟関係のような人もいます。また時には兄弟のように痴話げんかできるような関係の人もいたりするので、面白いなぁと思います。ガイドは比較的私たちにとって身近な存在ですが、その向こうにはもっと深い、魂のHomeやSourceがあって、準備ができている方はセッションを通してその存在とのつながりを感じる体験をすることもあります。
セッション後は、物の見方や人生観が少なからず変わる、そんなところがこのタイプのセッションの面白さだと感じています。